あまちゃんは被災地の北三陸をロケ地として舞台にしています。
この北三陸というのは岩手の久慈市から以南の田野畑村となっていて、あまちゃんの前半部分の代表的なロケ地となります。
ちなみにあまちゃんのドラマで使われるこの北三陸市という町は実在しません。
地名としては存在しているのですが町の名前はないという感じですかね。
主なロケ地は、岩手県沿岸北部に位置する「久慈市の小袖海岸」で撮影れているのですが、この小袖海岸地区には、実際に「北限の海女」といわれる浜の女性達が存在しています。
その伝統は古くて江戸時代中期から行われていたとされています。
海女さんという職業は現在では観光業の一種とされていますからあまちゃんのロケ地を見に行ったりしたら季節にもよりますが海女さんを生で見る事が出来ます。
あまちゃんが被災地を舞台にしたドラマということに関して被災地の復興の手助けや観光に一役買ってくれると期待しています。
被災地は、水産業と観光でなりわいを立てていた人が多くいますからあまちゃんがヒットしている今現在がとても嬉しく思います。
被災地をテーマにしたあまちゃんという作品で脚本担当の宮藤さんの想いの中で一部抜粋したものを掲載します。
自分は「被災者」とか「被災地」という言葉が嫌です。「みんな」じゃないかと。(東日本大震災は)東北にだけ起こったわけじゃないんですから。
ドラマの大半は震災前で、後半に震災が出てきますが、それも含めて全体の26週の中で、東北に限らず元気になってもらえるような作品を作りたいと思っています。
この言葉を見た時に、宮藤さんは日本中に元気を与えてくれるドラマを作ってくれているんだなと感じました。
事実あまちゃんは本当にそういうドラマなので毎日楽しみに見る事が出来ますね。